サックス防音室


サックス・楽器練習時の騒音は、悩みの種の一つです。
悩み解決方法の一つに、防音室があります。

サックス防音室では、管理人が計画・建設した、防音室実績を踏まえて、
サックス・楽器防音室を検討中の皆様へ、有効な情報を提供しています。

防音室仕様 (2)

2番目の検討事項は、換気口での、防音レベルです。
防音室構造 / 換気で、記載しました。
換気口は、防音構造上、弱点です。

色々検索して、探しましたが、適切な防音換気口が、見つかりません。
建築基準法改正の影響で、強制換気(動力ファン)が必須であり、
自然換気の計画が、成立しないのも、一つの要因でしょう。

検索した中で、防音換気口最高防音性能は、30 dB でした。
その為、換気口設置場所の、防音機能は、最高で 30 dB です。

3番目の検討事項は、ドアです。
ドアも換気同様、防音室構造上の、弱点です。

換気口・ドアが、改造後防音室の全体防音機能低減要因に、極力、
ならないように、換気口設置は、ドアのある屋内側壁面としました。
換気口設置により、その内壁防音性能は、30 dB です。

その為、ドア自身も、最高で 30 dB で、十分です。
騒音測定結果から、納戸前で、約 20 dB の防音機能があります。
約 + 10 dB を、既設ドアに追加補強する形で、
既設ドア改造を、基本仕様としました。

以上を纏めた、既設納戸改造サックス防音室仕様は、

  1. 防音基本機能 : + D-30、最低保証 + D-10 (共に、改造による防音性能増分)
  2. 防音室構造 : 増し貼り
  3. 窓 : 窓枠、窓共に、増し貼りボードにて、塞ぐ!
  4. ドア : 既設ドアを + D-10 (改造による防音性能増分)にて、改造
  5. 換気 : ドア位置内壁に、防音換気口設置

以上を基本仕様にて、各建設業者へ、計画見積を依頼しました。

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