サックス防音室


サックス・楽器練習時の騒音は、悩みの種の一つです。
悩み解決方法の一つに、防音室があります。

サックス防音室では、管理人が計画・建設した、防音室実績を踏まえて、
サックス・楽器防音室を検討中の皆様へ、有効な情報を提供しています。

楽器音源 / 騒音規制値

楽器防音計画のスタートは、対象楽器の音源音圧(dB)です。
音源で、サックス、98 dB と決めました。

次に重要なのが、騒音規制値です。

「騒音規制法」にて、許容される騒音最大値です。
「騒音規制法」は、厳密には、生活騒音(楽器騒音も含む!)には、
適用されません。
事業騒音(工場騒音、建設騒音、等々)、事業者が起こす、騒音対象です。

しかし、各都道府県にて、「生活騒音防止配慮指針」が、普通は、
定められています。
中身は、「騒音規制法」に、ほぼ、同じです。

「騒音規制法」では、お住まい区域の用途地域、騒音発生時間によって、
規制値が異なります。

用途地域 / 第1種住居専用地域で、夜10時までのサックス練習を目的とする場合は、
騒音被害の可能性がある、近隣住居等の敷地境界線で、
50 dB 以下が、騒音規制値となります。

サックス音源音圧 98 dB 、敷地境界線規制値 50 dB から、
サックス防音室の基本機能仕様として、
98 dB - 50 dB = 48 dB と、約 50 dB 音圧低減可能な、
防音室構造/仕様(D-50)が、必要とされます。

D-50 仕様は、楽器防音仕様でも、ハイレベルなクラスです。
算術計算による、法律・指針等の規制を満たす、計算数値で、
聴覚(耳)から来る、感覚値では、ありません。

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